ズーム(Zoom)とは?|1日に2億人が利用するWEB会議サービス
こんにちは、伝わるアニメーションのUNOです。
新型コロナウィルス対策をきっかけにして、世界中で急速にテレワークが推進されています。
そんな中、リアルではなくオンラインにおけるミーティング&セミナー開催のニーズが高まってきました。
そこで今回のアニメでは、誰でもカンタンにオンラインでミーティング&セミナーを開催できる。
WEB会議サービス「ズーム(Zoom)」について解説します。
動画を視てもらった方がわかりやすいので、ズーム(Zoom)について解説するアニメを作ってみました。
まずはコチラのアニメをご覧ください。
そもそも、ズーム(Zoom)とは「ズームビデオコミュニケーションズ」という企業が提供するWEB会議サービスのことです。
本社は、アメリカのカリフォルニア州にあります。
2013年1月のサービス開始以来、順調にユーザー数を伸ばしてきました。
しかし、新型コロナウィルスの影響で利用するユーザーが世界中で一気に膨れ上がることに。
2019年12月には、月間アクティブユーザー数が1,000万人だったのに対して。
2020年3月には、1日の会議参加者数が2億人に達したという報告がされています。
1日で2億人が利用したということです。

ものすごい勢いでユーザー数が増えているのがわかりますよね。
ちなみに、僕たち『伝わるアニメーション』もこの膨れ上がったユーザーの1人です。
現在、ズーム(Zoom)を使った無料のオンラインセミナーを毎月開催しています。
オンラインセミナーの詳細は、コチラからご確認ください。
ズーム(Zoom)が圧倒的に人気な理由|8つのメリットとは?
それでは、ここから「なぜ、ズーム(Zoom)のユーザー数が一気に膨れ上がったのか?」について解説します。
WEB会議サービスはズーム(Zoom)以外にもたくさん存在しますが、その中でもズーム(Zoom)の人気は圧倒的です。
それは、ズーム(Zoom)には他のサービスよりも優れた「8つのメリット」があるから。
それでは、ズーム(Zoom)のメリットを順番に解説していきましょう。
メリット①:誰でもワンクリックでカンタンに参加できる
まず、1つ目のメリットは「誰でもワンクリックでカンタンに参加できる」ということ。
ズーム(Zoom)は事前にアプリさえダウンロードしておけば、誰でもワンクリックでカンタンに参加することができます。
事前に、何か登録したりアカウントを作成したりする必要はありません。
この「誰でもワンクリックでカンタンに参加できる」というのはズーム(Zoom)の最大のメリットです。
今回のテレワーク推進の流れの中で、ズーム(Zoom)を使う人が一気に膨れ上がった一番の理由がコレになります。
メリット②:どのデバイスからでも安定して接続できる
2つ目のメリットは「どのデバイスからでも安定して接続できる」ということ。
ズーム(Zoom)が、どのデバイスからでも安定して接続できるというところです。
パソコンはもちろんのこと、スマホでもタブレットでも。
OSもウィンドウズ・マックともに問題なく利用できます。
そして、ズーム(Zoom)はもともと複数の人が参加する会議で利用することを想定しています。
そのため、データ通信量が少ないというのも大きなメリットです。
この点、もともと1対1の電話を想定しているスカイプと比べてみると。
ズーム(Zoom)のデータ通信量は10分の1と言われています。
実際使ってみるとわかりますが、スカイプと比べてズーム(Zoom)の接続の安定性は圧倒的です。
データ通信量が少ないので、通信料金が比較的安く抑えられるのも安心ですよね。
メリット③:ワンクリックでカンタンに録画できる
3つ目のメリットは「ワンクリックでカンタンに録画できる」ということ。
たとえば、ミーティングを録画しておいて、欠席者にあとから視てもらうということもカンタンにできます。
ちなみに、ズーム(Zoom)の録画には2種類のレコーディング方法があります。
1つ目は、データを自分のパソコンに保存するローカルレコディング。
2つ目は、サーバー上に保存するクラウドレコーディング。
このうち、2つ目のクラウドレコーディングなら確実に録画ができるので安心です。
メリット④:様々な画面を参加者に共有できる
4つ目のメリットは「様々な画面を参加者に共有できる」ということ。
パワーポイントやPDFのファイルをはじめ、画像ファイルや動画ファイルなど。
そして、現在表示させているブラウザなど様々な画面を共有することができます。
これはミーティングやセミナーではとても便利な機能です。
メリット⑤:オンラインでグループワークができる
5つ目のメリットは「オンラインでグループワークができる」ということ。
ズーム(Zoom)には「ブレイクアウトルーム」もしくは「ブレイクアウトセッション」と呼ばれる機能があります。
この機能は、とても面白いです。
たとえば、30人の参加者を3人づつ10個のグループに分けて。
グループ別に話し合ってもらう、ということができます。
グループで意見を出し合ったり、まとまった意見を参加者全員にシェアしてもらったり。
まさに、オンラインでのグループワークを実現できる機能です。
メリット⑥:背景画像を自由に設定できる
6つ目のメリットは「背景画像を自由に設定できる」ということ。
ズーム(Zoom)では、モニターの背景に自分の好きな画像を設定することができます。

これは、思ったよりも便利な機能です。
たとえば、自宅からミーティングに参加する場合。
「背景に部屋の中の様子が映ってしまう」というようなことを防ぐことができます。
在宅ワークの場合には、本当に助かる機能ですよね。
メリット⑦:参加者と多彩なコミュニケーションがとれる
7つ目のメリットは「参加者と多彩なコミュニケーションがとれる」ということ。
ズーム(Zoom)には、チャット・投票・反応といった機能が用意されています。
これらの機能によって、参加者と多彩なコミュニケーションをとることができるんです。
たとえば、参加者がチャットで質問をして講師が回答をしたり。
事前に投票アンケートを作成しておいて、その結果によってセミナーの内容を変えたりすることも可能です。
そして、拍手マークやOKマークなどのスタンプが用意されているので。
参加者から、ワンクリックでリアクションをしてもらうこともできます。
オンラインセミナーは、リアルよりも「一方的な情報提供のセミナー」になりがちです。
しかし、これらの機能を活用することで双方向のコミュニケーションがあるセミナーに近づきます。
メリット⑧:豊富な機能を無料で使うことができる
そして、最後に8つ目のメリットは「豊富な機能を無料で使うことができる」ということ。
ここまで、ズーム(Zoom)のたくさんの機能を解説してきました。
なんと、これらの機能のほとんどは無料で使うことができます。
今回、テレワーク推進の流れの中でズーム(Zoom)に関心を持った方は多いと思います。
まずはアプリをダウンロードして、無料版から試してみるというのがオススメです。
以上、ズーム(Zoom)の8つのメリットについて解説してみました。
ズーム(Zoom)の「無料版」と「有料版」の違い
次に、ズーム(Zoom)の無料版と有料版の違いについて解説したいと思います。
大きな違いは、次の3つです。
「無料版」と「有料版」の違い①:グループミーティングの時間制限
まず、1つ目の違いは「グループミーティングの時間制限」です。
1対1のミーティングであれば無料版でも時間制限はありません。
しかし、グループミーティングについては無料版だと40分間という時間制限があります。
「無料版」と「有料版」の違い②:同時接続人数の制限
次に、2つ目の違いは「同時接続人数の制限」です。
無料版の同時接続人数は最大100人までとなっています。
100人を超える大規模ミーティングを行うためには、有料版への切替が必要ですのでご注意ください。
「無料版」と「有料版」の違い③:レコーディングの種類
最後に、3つ目の違いは「レコーディングの種類」です。
無料版でもデータを自分のパソコンに保存する「ローカルレコディング」をすることができます。
さらに、有料版だとデータをサーバー上に保存する「クラウドレコーディング」も選択することができるんです。
このクラウドレコーディングなら確実にデータを録画ができます。
「データの2次利用」などを考えている方は是非ご活用ください。
なお、有料版については
①小規模チーム向けの「プロ」
②中小企業向けの「ビジネス」
③大企業向けの「企業」
という3つのプランが用意されています。
各プランの詳細は随時変更の可能性がありますので、Zoom公式サイトをご確認ください。
ズーム(Zoom)の課題|「Zoom爆弾」の問題について
最後に、ズーム(Zoom)のサービスに改めて指摘されている「ある問題」について解説します。
それは、セキュリティとプライバシーの問題です。
「Zoom爆弾」の問題
特に、ズーム(Zoom)のビデオ会議が乗っ取られる「Zoom爆弾」と呼ばれる問題。
この問題をめぐって、ズーム(Zoom)のサービスは激しい非難を浴びています。
海外では、既に「ズーム(Zoom)」の使用を禁止または制限したり。
代わりに、マイクロソフトの「チームズ(Teams)」というアプリを利用する組織も出てきているという状況です。
このセキュリティ問題の指摘を受けて、ズーム(Zoom)では既に度重なるアップデートを実施しました。
そして、世界中のセキュリティ専門家による脆弱性診断を繰り返しています。
これらの対応によって、ズーム(Zoom)のセキュリティが急速に強化されているという報告もありました。
今後、ますますのセキュリティ強化が世界中で期待されています。
余談:マイクロソフト「チームズ(Teams)」について
ちなみに余談になりますが、僕自身マイクロソフトの「チームズ(Teams)」というアプリも実際に利用してみました。
ただ、利用するためには事前にアカウントを作成した上でサインインする必要があります。
そのため、不特定多数の方に参加をしてもらうオンラインセミナーなどで使うのは難しいという印象です。
やはり「誰でもワンクリックでカンタンに参加できる」というズーム(Zoom)のメリットは大きいですよね。
今後は、ミーティングやセミナーの内容に応じて。
「セキュリティ」と「使いやすさ」のバランスを考えながら。
最適な選択をすることが重要なのではないでしょうか。
『伝わるアニメーション』のアニメーション制作について
それでは、今回のブログは以上になります。
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
『伝わるアニメーション』のアニメーション制作
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カラフルなアニメーション例
コチラの記事で詳しく解説しています。
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