ホワイトボードアニメーションとは?|アニメで解説してみた
ホワイトボードアニメーションとは、ホワイトボードに文字や画像を書き込んでいく形式のアニメーションです。

実際に視てもらった方がわかりやすいので、ホワイトボードアニメーションを解説するアニメを作ってみました。
まずはコチラのアニメをご覧ください。
このホワイトボードアニメーションはアメリカで大きな注目を集めている表現方法で、効果的な広告ツールとしてビジネス界に「革命」を引き起こしたと言われています。
2009年にアメリカの大手運輸会社UPS社のテレビCMがきっかけで広まったと言われていますが、現在ではYoutube再生回数が1,000万回を超えるアニメも数多く見られるほど大人気に。

ホワイトボードアニメーションを筆頭にして、アニメーションをビジネスで活用するという動きは加速しています。
さらに、ホワイトボードアニメーションがビジネスの成果につながったという事例が数多く報告されているんです。
ホワイトボードアニメーションの3つのメリット|具体的な成功事例を数字データ付きで紹介します
それでは、ホワイトボードアニメーションの3つのメリット&具体的な成功事例を紹介します。

3つのメリットごとに成功事例を紹介した上で、具体的な数字データも載せておきますね。
メリット①:アニメだから圧倒的に興味を惹きやすい
まず、ホワイトボードアニメーションは動画であることから、文字や画像だけで説明するのに比べて圧倒的に興味を惹きやすいという特徴があります。
事例①:静止画ページと動画ページのABテストをしたところ、動画ページのほうが31%もコンバージョン率がアップした
FX(外国為替証拠金取引)のプラットフォームにおける、ダウンロード数を増やすためのランディングページのABテストの結果です。
静止画ページと比べて、動画ページのほうが31%もコンバージョン率がアップしました。

「バナー画像」の代わりに「自動再生する動画」を設置したら、ダウンロード数が増えたんですね。
動画のほうがユーザーの興味を惹いて、行動に促すという点で効果的であることが証明された事例になります。
出典元:Eyeview
事例②:オンラインショッピングサイトで顧客の滞在時間が2分間アップした上、成約率が64%アップした
人間は、文字や画像で情報を得るよりも、動画を視聴することで情報を得るほうが心理的ストレスが少ないとされています。
それが、ユーザーのサイト滞在時間に影響を与えた上、最終的な商品の購入にもプラスの効果を与えた事例です。
結果、動画を使わないサイトと比べて顧客の滞在時間2分間&成約率64%アップしました。

たしかに、ショッピングサイトに商品についての動画があったら自然と再生してしまうかも。
それにしても、「滞在時間2分&成約率64%アップ」というのは相当顕著な効果が明らかになった事例ではないでしょうか。
出典元:The Future of Content Marketing
事例3:Twitter上でのシェア数が3倍になった
TwitterなどSNSをマーケティングに活用する上では、タイムラインでどれだけ興味を惹くことができるかが重要なポイントです。
そういった意味では、文字が画像と比べてアニメ(動画)は特に有効なコンテンツであり、最終的なエンゲージメントにも大きな差が生まれたという事例になります。

自分が面白いと思ったコンテンツは、自然とシェアしちゃいますよね。
実際に文字が画像と比べた場合、Twitter上での動画のシェア数は3倍というデータになりました。
出典元:SEOVOD
メリット②:視聴者がアニメから目を離せなくなる
ホワイトボードアニメーションを視聴しているユーザーのうち、どれだけの視聴者が最後までアニメを視るのかという実験を行いました。
すると、視聴維持率は80%という結果に。
つまり、8割の視聴者が最後まで動画を視てしまうということです。
最後までアニメを視られるということは、それだけ視聴者がアニメの内容に興味を持つタイミングが増えるということになります。

「アニメだとついつい最後まで視てしまう」というのは、なんかわかる気がします。
ホワイトボードアニメーションが、ビジネスでどんどん活用されるようになっている大きな理由の一つですね。
出典元:Sparkol
メリット③:アニメは視聴者の記憶に強く残る
人間は、聴覚からだけの情報では20%、視覚からだけの情報では30%しか記憶できない。
これに対して、聴覚と視覚の両方から情報を取得すると70%を記憶していると言われます。
つまり、文字・画像・音声だけの情報と比べて、動画による情報は記憶の定着率が2〜3倍以上になるということ。
出典元:eSKEPTIC
そして、ホワイトボードアニメーションには実写の動画よりもさらに記憶の定着率がアップするという研究結果があるんです。
イギリスの心理学者リチャード・ワイズマン氏は、ホワイトボードアニメーションの学習効果を立証する実験を行いました。
それは、実写とアニメの2種類の説明動画を視たあとで、視聴者の理解度を測定するテストを実施するというもの。

実写とアニメ、どちらの方がより記憶に残るのか?
めちゃくちゃ面白い実験ですよね。
説明動画の内容について質問をした結果、実写よりもホワイトボードアニメーションのほうが正解率が15%高いことが明らかになりました。
ホワイトボードアニメーションの学習効果の高さを証明する事例の一つです。

このような学習効果の高さから、ホワイトボードアニメーションは企業研修で導入が進んでいるマイクロラーニングに相性バツグンです。
ホワイトボードアニメーションはこんな方にオススメです
ホワイトボードアニメーションは、その効果の高さからビジネスでの注目度がどんどんアップしている情報発信ツールです。
具体的な事例でも紹介したとおり、
① ユーザーの興味を惹きながら
② 最後まで見てもらいやすく
③ 記憶に残りやすい
という3つのメリットがあります。

3つとも、具体的な数字データ付きの根拠のあるメリットばかりです。
なので、もしあなたが
✓ お客様から商品・サービスに興味を持ってもらえない
✓ 動画を作っても、なかなか最後まで視てもらえない
✓ 動画を視てもらっても、すぐに内容を忘れられてしまう
こういった悩みをお持ちなら、ぜひホワイトボードアニメーションの活用をご検討ください。
『伝わるアニメーション』では
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こういったお客様のニーズに応えるアニメーションを全力で制作しています。
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